ステップアップで助産師を目指す!

助産師についてまとめたブログです

助産師になるための方法と大切なこと

妊娠や出産、育児など女性の人生や赤ちゃんに携わる助産師は、人の命を預かるとても尊い職種です。数多く勉強してさまざまな知識や技術を身につけ、晴れて助産師として働けるようになります。

助産師になるには、看護師免許が必要です。短期大学や専門学校で3年、看護大学や看護師過程のある大学で4年、といったようにさまざまな学び方があります。学んだ後に看護師国家試験を受け、合格すると看護師免許を取得することが可能です。

さらにその後、短期大学や専門学校、大学院などの助産師過程を1年から2年学んで、助産師国家試験を受けて合格すると助産師免許を取得できます。看護師過程と助産師過程のある大学で4年学んだ場合は、看護師国家試験だけでなく助産師国家試験も受けられるのがメリットです。

助産師になるための方法はさまざまですが、どの過程においても正常分娩で10例程度の分娩介助を経験することが必須となっています。分娩は千差万別で、同じ状況というのはひとつも存在しません。分娩介助1例目の際は、不安や緊張も強くなるでしょう。しかし、何回も分娩介助を経験していく度に、少しずつ自信もついてくるはずです。一人ひとりの妊婦さんと赤ちゃんにしっかりと向き合い、心から寄り添うことの大切さを実体験を通して学んでいきます。

分娩介助は、助産師の主な仕事の1つです。危険なく確実に仕事をこなせる助産師になるためには、知識の習得はもちろんのこと、実践的な技術をしっかりと身につけることが重要と言えるでしょう。

助産師の仕事内容について

助産師は命に向き合う、とてもやりがいのある職種です。妊娠や出産、育児など女性の一生におけるさまざまなシーンをサポートします。

助産師は、妊婦さんが健康に過ごせるように食事や運動をアドバイスしたり、妊婦検診で腹囲や子宮底、体重、血圧の測定などを行ったりします。妊娠時は、心身のちょっとした変化にも敏感になりがちです。そこで助産師は、そのような不安な気持ちに寄り添って相談に対応します。母親学級や両親学級を開き、出産の知識や親になるための心構え、出産準備、母乳育児などを話したり、妊婦さんが安心して出産に臨めるようにサポートするのです。

分娩の介助は、とても貴重で神聖な仕事と言えます。助産師は命がけの出産に臨む産婦さんを支え励まし、赤ちゃんを取り上げます。妊婦さんと赤ちゃんがともに異常がない場合のみ、分娩の介助が可能です。正常分娩でない場合は、産婦人科の医師が対応して分娩を進めていきます。

産後は、お母さんと赤ちゃんのケアをします。授乳や沐浴、おむつ交換を指導したり、育児に慣れていないお母さんにいろいろとアドバイスして悩みに寄り添ったりするのです。

出産に関わる仕事以外には、思春期や更年期といった心身に不調が現れやすい時期の女性の悩みに応じることもあります。助産師は人の命に関わる職種なので責任は重大ですが、女性の一生に携わりながら幅広い業務を担うことができるため仕事は充実したものになるでしょう。

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